創談室 第17回 ゲスト:ツチヤタカユキ

「ゲストのツチヤタカユキさんです。」

『創談室』とは、ヒューマン中村と浜口倫太郎のアイディア術番組。YouTubeにて視聴できる。おおまか月イチで配信している。

ヒューマン中村曰く、「funnyではなく、interestingを目指す番組」。その言葉の通り、実に興味深くタメになる番組である。ヒューマンは芸人の視点。浜口は小説家、元放送作家の視点。アイディアを生みだす方法論を展開する。

その最新回が、第17回 『人間関係不得意!伝説のハガキ職人・ツチヤタカユキのすべて』である。

ツチヤの経歴から始まり、学生時代から大喜利を解き続けていた話へ。
浜口「一日どれぐらい考えてたん?」
ツチヤ「やばいときっすか?2000個…」
ペース的に5秒に1ボケ。「数をこなすとセンスが変わってくる。」とツチヤ。その言葉には勇気がもらえる。

放送作家になりたかったツチヤ。劇場にネタを持っていき、採用されるがすぐに辞めてしまう。その後、ハガキ職人の道へ。
「オードリーに可愛がられているが、ファンでは無かった。最初はノベルティ目当てだった。」
「オードリーのネタを書いてと言われた」
赤裸々に話し過ぎで、大丈夫なのだろうか…。この番組の魅力の1つは、誰もが包み隠さず話してくれる所だ。

オードリーの単独ライブの作家など担当するが、結果挫折してしまう。
原因は、「情報番組などのリサーチができなかった。」
浜口「2、3年我慢して…とかは無かったの?」
ツチヤ「生きてるのか、わからないので…」
随所に死がチラつくツチヤ。

現在は、電子書籍アプリ『cakes』にて連載、演劇の脚本なども手掛けている。
ちなみに春日とはしゃべったことが無いらしい。

ツチヤタカユキに見るアイディア作りの心得
・数をこなす

数をこなすモチベーションは、死ぬ前に何かを残したい思いのようだ。ついつい応援したくなるツチヤタカユキ。彼の活躍を石の下から見守っていこう。